実は自宅でクルミを育てている今日この頃です。

庭に植えてはいけない樹木を３種類挙げよを言われれば，私はクルミを筆頭にするかと思います。

その理由は樹勢良好なので上にも横にも大きくなりやすいこと，そして実をつけるようになったら大量の実をばらまいてくれること。

最大の理由はアレロパシー効果といって，天然の除草剤になりかねない性質を持つことがあるかと思います。

アレロパシー効果はさておき，とにかく上にも横にも大きくなるので，庭に植えるには不向きな果樹用作物になります。

（知識では知っていたのですが，やはり実際に植えてみるとなぜ不向きなのかよく分かります。）

気候的にもちょっとハンデがありますが，クルミを植えて早１０年。

あっというまに大きく育ち，それなりの実をつけるようになりました。


そんな収穫の秋，まさに天高く馬肥ゆる秋なのですが大分では馬よりもイノシシが肥える秋です。

以前はクルミに目を向けなかったイノシシたちも固い殻を砕いてしまえばおいしい実にありつけることを理解したようで，ほおっておくとバリバリ食べている様子。

さすがにその瞬間を目撃したわけではありませんが，夜中藪の中をごそごそと動く音が聞こえたかと思えば，クルミの堅い実をバリバリ砕く音が聞こえてきます。

翌朝行くと殻の残骸が・・・・・・。

ということもあり，イノシシの襲撃を警戒しつつ，さっさと収穫してしまおうとばかりに，収穫しました。

木一本から15キロぐらいは取れたでしょうか。
（果肉を含むので実量はもっと少なくなります。）

そんなこんなで本日も平常運転です。